2014年11月16日日曜日

[error:0712] 紙の月

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今日は美術館・博物館を4軒もハシゴして、感性を鍛えます!

いや、メトロ一日乗車券買って一気にまとめて回ることで
時間とお金を節約しようって話なんですけどね。

なので南北線に乗るために、2kmばかり歩かないといけません。




せっかく整地したのになぜ、ネコジャラシの茂み1つだけ残してあるんでしょう。

何か、羽田空港の大鳥居のようないわくでもあったんでしょうか。

整地してたの最近なので、後から生えて来たわけではないと思います




正面だけでなく最上部にも歯医者の看板が君臨しているところを見ると、
やはりこの6階建てぐらいある迷宮のような建物全部が歯医者なんでしょうか。

歯医者に一体何のための部屋がこんなにあるのか気になります。

たとえ大部分が院長宅だったとしてもやっぱり謎なほどのスケールです。




何かがおかしいです。市内局番が3桁なところも含め。

これでも赤羽は03-XXXX-XXXXのはずなんですが。




メトロ1日乗車券は710円という安さに加え、いろいろ特典も付いてきます。

なんと今日行くところのうち2ヶ所も、合計160円の割引になるのですが・・・

東海汽船の割引、凄すぎね?

もし東京~大島の特等13,780円(往復なら×2)が1割引になるとしたら、
地下鉄なんか乗らなくたって1日乗車券買った方がはるかにオトクですよ?




まずは近い所から王子の「紙の博物館」にやってきました。

王子といえば王子製紙ですからね。 王子工場は早くも70年前に閉鎖されましたけど


工事中っぽいけどちゃんと開いてますよ!

それどころか、製紙会社OBの方々が指導する
牛乳パックで手作り和紙ハガキを作るイベントも盛況でした。

私は今日4軒ハシゴという関係上、付き合っている時間がありませんが…




企画展示は関東近郊の昔の製紙産業の分布についてで、
松戸の「紙敷」地区なんかが昔そうだったらしいというのも驚きでしたが、

意外に常設展示である紙の製造工程とか分類の話の方が勉強になりました。


一見、高級な和食処にあるお品書きの紙みたいなやつで、
ゾウのフンから作る紙があるなんて、ビックリですよ。

イエ、そうしたお品書きが象糞紙なんだと言ってるわけじゃありませんが。




むろんダンボールも守備範囲。

しかしJA山形経済連が誇る「達者de菜」が気になります。

ところでそれはむしろ別れの挨拶なのでは。




階段ホールに追いやられたトリビアなコーナーに足を止めている人がいたら、
それはデザイナーとか編集・印刷関係の人かも知れません。


A判用紙とかのあの半端なサイズは一体何なのかと言うと、
A0が1平米(かつ辺の比が1:√2)になるようにしたから、なのです。

それに対しB0は1.5平米で、(たぶん丁度ではないはずですが)
昔の日本のスタンダードであった美濃和紙のサイズに近いものだそうです。





続いてこちら、東大そば(東大前駅)の住宅街の谷間のような所に
細長くこぢんまりとそびえる弥生美術館では、
ミリタリープラモなどの箱絵で有名な高荷義之展。

戦車とか飛行機 とかアーマードトルーパー ばかりじゃなくて、
けっこう色々描いてる人だったようです。


これはすばらしい。
自分の絵とどう違うのか、などと思いながら見てしまいますね。

別館が竹久夢二美術館なせいもあるのかもしれませんが、
軍艦の絵を指してあっち見たいと喚いている末恐ろしい幼女も含め
女性客がやたら多いのに驚きました。


Tシャツぐらいあったら買おうかと思いましたが、
ラインナップがいまいちだったので残念ながらパス。

アマゾンで画集売ってるみたいだけど高いなぁ。




飯田橋です。

職業病と言うべきか、
なんか妙に日付のところの文字配置に計画性がないのが気になりました。

あと主催が「牛天神北野神社」ではなく
「牛天神北野神社入口」だってところとか。 独立団体だったのか、神社入口。


ちょっと覗いてみてもいいのですが、余所者的に場所がどこか判りません。






さすが立派だな、凸版印刷本社ビル・・・と思ったら違うらしいんですが、
こちら凸版印刷・印刷博物館。

紙、箱絵ときて、今度は印刷です。
意図的に選んでるわけじゃないんですが。


なんか象形文字の耳なし芳一みたいなオブジェがあるぞ。
上にはトモダチみたいなの乗っかってるし。




しかし目的の展示は印刷関係ではなく、こんなんです。なお入場無料。

まぁ仕事のヒントになればいいと思いまして。


でもミュージアムショップが面白くて、
デザイン・印刷・製本関係の本などがラインナップ魅力的なんですよ。

1000部ぐらいなら手作りで製本しちゃいましょう的なお話とか。

あと弥生美術館の代わりにここで、
世界初のグーテンベルク活版印刷聖書(42行聖書)のTシャツ買ってみました。




展示の方はデザインというより商品企画的な面が強かったですが、
これも面白かったですよ。

プチプチ製のレインコートとか防災頭巾とか、ダンボール製のトイレ・椅子とか。

そういえば小学校1年の避難訓練で
防災頭巾を深くかぶり過ぎたせいで周りがよく見えず、
おかげで迷子になったということがあったなぁ。
防災頭巾は実に危険だぜ。 

しかも年中学校の椅子に敷いてるから臭いし。


なぜ印刷博物館でこんなのやってるかと言うと、
「水に浮く非常食袋」など、いくつかの製品に
防水加工などの技術が応用されてるかららしいです。





最後は表参道。伊勢半・紅ミュージアムという、
普段は紅染物屋さんの展示場のような所らしいのですが、

また和紙製品の展示見に来てるよ。本当にどうなってるんだろうな今日。


そういえば、昔予備校の壁に
「カミに見放されたらウンは自分の手でつかみ取れ」
って色紙が貼ってあったのも思い出しました。




入場料500円の割に展示室が狭かったですが、それを補うだけの質があります。

これはパンフの写真ですが、
嘘みたいだろ・・・紙なんだぜ、これ


まぁ私も紙のヨロイ作ったことはあるんですが、こんなんだからねぇ。







そろそろヘトヘトだけど、さらに池袋まで寄って、
来週使う東上線のフリー切符仕入れようと思ったらこれだよ!
まだ7時ぐらいなのに!

営業時間的に当日の朝じゃ間に合わないんだよなぁ。




せっかくなので入ってみた池袋のラーメン屋はおいしかったけど、
メニューを湯沸かし器っぽいのの上に貼り付けちゃって大丈夫なのかどうか。

通風孔が塞がれてるみたいですけど・・・。





この広告は転職における人種差別について語ってたんでしょうか?


次は例えば福田康夫元首相の「あなたとは違うんです」とか
勝手に流用してくるんじゃないかという心配が。


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